【剣盾s12/最終94位(レート2099)】積みウツロカグヤレヒレ
こんにちは。s12お疲れ様でした。
今回は自身初の最終2桁順位を取った構築の紹介をしたいと思います。
是非ご覧頂けましたら幸いです。
最終結果
構築経緯
メテオビーム採用の抜き性能やダイマックス性能が高いと考え、そこに壁やステロを撒いてエースを補助する展開役としてやを加えて使用することとした。次にウツロカグヤと並べてサイクルっぽく偽装でき、壁下で瞑想や鉄壁を積むことで相手を詰ませることもできるを採用。ここに壁との相性もよく非ダイマでの性能も高めなアッキ持ちの、上記のポケモン達では崩しにくかった絡みのサイクルに対して崩しをおこなえる両刀を採用して構築の完成とした。
個体紹介
ドラパルト@光の粘土
HB ‐ 珠特化エースバーンのダイジェットを壁下でほぼ2耐え
HD - 特化カプ・レヒレのムーンフォース確定耐え / ダウンロード調整
S - 最速アーゴヨン抜き
展開役1。できればカプ・コケコを抜けるまでSに振りたかったが、耐久を妥協できるほど余裕がなかった。呪われボディで展開が楽になった試合も少なからずあったため、特性は正直これ一択かなと思う。
ウツロイド@気合の襷
B - 特化ドラパルトのドラゴンアロー確定耐え
※画像のS実際値が155となっていますが、正しくは170です。
展開役2。サンダーに隙を見せない(ように見える)ステロ撒きとして採用。技構成はステロ・電磁波までは確定として、2ウェポンはデメリットなしで使える最高火力のタイプ一致技としての 「ヘドロウェーブ」、カバルドンやラグラージに対して隙を見せにくくなる 「草結び」を採用した。ドラパルト・アーゴヨン・テッカグヤあたりへの打点がないため、技構成には一考の余地があったと思う。
テッカグヤのメテオビームの起点にしやすいナットレイやドリュウズを呼ぶ点が優秀であった。
努力値に関して珠フェローチェのトリプルアクセルや珠ドラパルトのドラゴンアローを耐えるようBに大きく努力値を割くと立ち回りや選出が楽であったかもしれない。
テッカグヤ@パワフルハーブ
C ‐ 特化、+2ダイロックでD4振りサンダーを確定1発、+1ダイロックでステロ込みのD4振りサンダーを確定1発
S ‐ +1状態で最速100族抜き、+2状態で最速フェローチェ抜き
HBD ‐ 主に珠サンダーのダイサンダーの乱数を意識してそれぞれ4振り
本構築におけるエース。「メテオビーム」のおかげでサンダーや炎タイプに打点を持てるところが偉かった。ダイジェットが半減のおかげもあり、壁化では弱点をついてくるポケモンに対しても殴り合うことができた。
「てっていこうせん」に関して、最初はウツロイドやジバコイルを意識して 「地震」を採用していたが、①ダイスチルによるB上昇 ②タイプ一致ダイマ技として最大火力で打てる ③非ダイマ時(特にダイマ終了後に)タイプ一致技として最大火力で打てる の3点からこの技の採用に至った。
※追記
非ダイマ時に打ちやすい点や、守る(ダイウォール)を合わされた際に一方的にHPを削られてしまう点、命中などの要素を考えるとラスターカノンの方が使い勝手がいいと感じたため、鋼技を採用する際にはラスターカノンを推奨。
カプ・レヒレ@食べ残し
S - 特化でない遅いミミッキュやカプ・レヒレを抜けるよう意識
あまりHB
ドラパルトとセットで選出して相手を詰ませにいくポケモン。サンダーが多すぎて選出機会は少なかったが、構築にいることが大事だと思い最後まで構築から抜くことはなかった。電気枠や草枠のいない構築には無類の強さを誇っていた。
またこの型のカプ・レヒレは努力値をSよりも耐久にガッツリまわした方が強い気がした。
ミミッキュ@アッキのみ
調整はどこかの流用
アッキを採用する上でBに厚く努力値を割いた方が得な気もするが、壁との兼ね合いも考えて物理・特殊両方に強く出れるようHPに多く努力値を割いたものを使用。
多分1番多く選出した。
エースバーン@命の珠
S - 最速100族抜き
(キョダイマックス個体)
受けサイクル破壊専用機。この枠にはランクルスなども試したのだが、悪ウーラオス入りのサイクルが多かったためこのポケモンに落ち着いた。
対面的な選出をした際に、このポケモンでカバルドンを突破してミミッキュを通すという動きが無難に強かった。
サンダーとの撃ち合いを考慮してダイアタックの媒体となる「ギガインパクト」を採用したが、ダイジェットが撃てないためにウオノラゴン入りに対して選出を躊躇ってしまう点が難点であった。
特殊炎技に「大文字」を採用しているのは、「火炎放射」だとH Dナットレイを確定で落とせないため。
選出
選出1:(or ) + +
基本選出。
相手の構築にウーラオスがいる場合、タイプを予想して初手を決めることが多い。
テッカグヤが1加速ではエースバーンを抜けないため、エースバーン入りには壁を張るためにドラパルトを投げることが多かった。
多くのサンダー入りに対してもこの選出をして、先にカグヤでCやSを上げつつサンダーと対面し、サンダーをカグヤで倒すか削るかしてからミミッキュで詰めていた。
選出2:(or ) + (or) +
テッカグヤで荒らすのが難しい、エースバーンやカプ・レヒレが刺さっている場合の選出。
選出3:+ + @1
ダイマエースを全力サポートしたい場合の選出。主にエースバーンで崩しを行いたいときにしていた。
その他相手の構築や予想される初手に応じて展開役を裏に置いたり、出さなかったりと柔軟に選出をおこなった。
重いポケモン
レジエレキ 速すぎワロタ
ライコウ 電気タイプに上から瞑想積まれるだけでキツイし、ミミッキュは焼かれる
…地面タイプをいれましょう!
最後に
今シーズンは第8世代における目標としていた最終2桁を達成することができた喜ばしいシーズンになったと思います。ただ最後に2桁ラインから潜ることを恐れてしまった自分の弱さをレート2099という数字に突き付けられた気がします。
これからも慢心せずにポケモン対戦に取り組みたいなと思います。
ここまで構築記事を見てくださった方々および今シーズン対戦して下さったプレイヤーの方々、ありがとうございました。
構築に関する質問等は下記Twitterアカウントまでお願いします。
🍀もけもけ🍀 (@pokemokemoke) on Twitter